中村　真央

ANAXの印象

ANAXでは、5つのValue（行動指針）が掲げられていますが、その一つに「どうすれば出来るかを考える」という指針があります。まさに待ちの姿勢ではなく、自ら課題を見つけて行動するチャレンジングな姿勢が求められているのですが、その分、社員一人ひとりへ与えられる裁量も大きく、”自発的に行動する力”や”客観的な判断力”を身に付ける事ができるのではと感じます。

その他の印象としては、ANAグループの中でも、ダイバーシティ＆インクルージョンが特に進んでいる会社であると感じています。グループ各社から異なるバッググラウンドを持つ社員が集まり一つのチームとなって業務を進めているため、異なる視点での気付きも得らえて良い刺激となっています。

仕事内容

ANAマイレージクラブサービスにおけるeコマース事業の一つである、「ANAマイレージモール」の企画・運営を担当しています。「ANAマイレージモール」は、皆さんが普段使っているインターネットショッピングサイトや予約サイトなども、”ANAマイレージモールを経由して利用するだけでマイルを貯める事ができる”という、いわゆるアフィリエイトサービスです。

EC市場規模は年々右肩上がりで拡大しており、アフィリエイトサイトや、他社のポイントサイトを使ってANAのマイルに交換、といった日常生活でマイルを貯められるサービスが多数存在しています。そのような中でも、ANAマイレージクラブ会員の皆さまに『ANAマイレージモールは価値あるサービスである』と感じていただけるよう、利用のきっかけとなるキャンペーン立案や新規提携先誘致を行い、サイト集客に繋がる仕掛け作りを行っています。

仕事のやりがい

最もやりがい・達成感を感じるのは、自身で企画したキャンペーンが世の中にリリースされ、サイト集客や売上貢献につながった時です。

キャンペーンを企画する際は、①どのような目的で、②誰をターゲットにして実施するのか、③その効果はどのくらいか等を念頭に置き、時には過去類似キャンペーンの実績も参考にしながら、あらゆる切り口で事前リサーチを行い、実行に進めます。また、お客様が目にするキャンペーンページも、どのようなクリエイティブであれば興味を持ち、ページクリックに繋がるか、リーチするターゲット層を踏まえながら考える必要があります。

こういった一つ一つの作業は社内外を巻き込んでの作業でもあるため、決して簡単なものではありません。しかしながら一人だけで進めていくものではないので、方向性に悩んだ時には同僚や上司に相談し、アイディアをもらうようにしています。結果は数字として表れるため、良い結果であったのか否か、どちらの場合であっても把握する事となりますが、いずれの場合も次回の企画立案時の判断材料として生かす事ができるため、そこに面白さも感じています。

今後やってみたいことや目標

今後の目標としては、ANAマイレージクラブの日常領域サービスが、飛行機の搭乗や旅行商品をメインに利用されているお客様にもっと利用していただける仕組み作りに携わりたいと考えています。日常／非日常領域の相互利用促進を目的とした施策・サービスは既に存在しているものの、お客様にとっては”ANA=飛行機”というイメージが根強く、日常領域におけるサービス認知度はまだ低いのが現状です。

ANAマイレージクラブサービスとして魅力あるサービス作りが大前提ではありますが、リアル接点・デジタル接点におけるあらゆるタッチポイントを活用し、普段飛行機の搭乗のみでマイルを貯められているお客様を非日常領域に引っ張るきっかけとなりうる状況を作り、ANA経済圏の活発化に繋がる業務に携わっていきたいです。